種類
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春ウコン(和名:キョウオウ)
春ウコンは、正式名称を「キョウオウ」といい、根茎の切り口が黄色です。そのまま口に入れると苦味が強いので食用には不向きですが健康維持として使われています。
春ウコンには秋ウコンに少ない「精油成分」「ミネラル」が豊富に含まれているのが特徴です。春ウコンの精油成分は殺菌作用、抗酸化作用に期待されています。 -
沖縄皇金ウコン(和名:ウコン)
沖縄皇金は長生薬草が、長年の研究によって改良した新品種の秋ウコンです。天皇杯の記念式典の際に、天皇皇后両陛下が直接手に取りご覧になったことがことがきっかけで名付けられました。
通常の秋ウコンより色素も濃いことから、その成分にも違いがあるのでは?と、未だに研究が進められています。沖縄長生薬草でしか栽培する事が出来ない貴重な品種です。 -
紫ウコン(和名:ガシュツ)
紫ウコンは、ウコン独特のクルクミンの黄色の色素はなく白っぽい薄紫の根茎を持ち、シネオール、アズレン、カンフェーン精油成分が豊富です。胃腸薬のような独特な香りが特徴的です。
粉末や粒状のサプリメントに加工されるのが一般的。近年の研究では胃腸の働きを整える作用に期待され、ダイエットサプリメントとしても使用されています。 -
白ウコン(和名:ハナショウガ)
別名ハナショウガと呼ばれる白ウコンは、つくしのような花が特徴です。国内ではほとんど栽培されておらず収穫量も少ないたいへん珍しいウコンです。白ウコンには「クルクミン」が殆ど含まれていませんが、「ゼルンボン」という注目の精油成分が含まれています。
ゼルンボンは香料や抗菌剤、抗がん剤にも応用できると期待されている成分です。